1.
夕方が、センチメンタルの液体を5倍に薄めたものだとしたら、
夜は、センチメンタル液の原液みたいに思える。
気持ちが不安定になって、涙がじわじわでる。
濃度100%の威力を、なめちゃイカンね。
いっそのこと、ひからびたい。
2.
後の祭りとはこういうこと。
たいせつに出来なかった。
自分しか見てなかった。
どうしよう、一緒の時間が一番の楽しみだったのにな。
あなたと会うまでは、恋におぼれるひとをおろかだなとさえ思っていた。
結局、わたしもおろかだったという話。
3.
チョコレートよりも、
今年いちばんすてきな夕焼けよりも、
どんなみずみずしい緑色よりも、
わたしの
最高の原動力だったんです
4.
よるは、絶望感を嫌ってほど食わしてくれます。
いらないと断る暇もなく、絶えずくちの中へと流し込もうとします。
むせて吐き出すと、それをすくってまた飲ませようとする。
こわい!
よるなのに、ぜんぜん優しくないの。
寝るためのよるじゃなく、泣くためのよるなの。
やばいな。
このままじゃわたし、よるに駄目にされるわ。
5.
何度でも
何度でも
僕らは生まれ変わっていける
と、
かの有名な桜井さんが歌っていた。
いまは、
この言葉を信じてみようか
PR