今週は隙を見て、
映画『パーマネント野ばら』と『カケラ』を見てきました。
パーマネント野ばらは、ホンワカした映画かと思ってたら、ラストが切なかった。
最初は、登場人物の会話を聞いていても、クエスチョンマークが浮かぶんですが、じわじわと事の全貌が見えてくる瞬間、サスペンスっぽい雰囲気が漂いました。
強烈に想った相手のことって、やっぱり忘れられないものなんかなぁ。もごもご。
主役 なおこ役の菅ちゃん(菅野美穂)の、ナチュラルビューティーさが素晴らしい。
また、フィリピンパブのママをしている小池栄子、旦那が失踪中の主婦 池脇千鶴、なおこの母親で 『パーマネント野ばら』の美容師の夏木マリ、等 なおこの周辺の女性陣の演技が、本当に魅力的。
みんな色々抱えていて、生きていて、思い通りにいかないことも多い。
人の心はデリケートやけど、それでも日々を変わらず生きてゆく。
女性が持つ たくましさが、あちこちに表現されています。
好きな役者さん目当てにフラッと見ましたが、期待以上でした。
カケラ(画像添付してる方)は、ガールズラブのお話やと思ってたが、ところがどっこーーい!!
…でした。
話の進め方は、抽象的で軸がフワフワしてる感じがしますが、女優さんの演技が、ちょー体当たりです。
でも、その体当たりな演技が良い味出していて、見てて心をグッと掴まれる感じです。
主人公(満島ひかり)が、ハッピーな時と、そうじゃない時、心がコロコロと変わってしまうんやけど、そんな所が、もどかしくもあり、リアリティもある。
頭で思うことに、心が追いついて行かない感じとかが、ね。
あと、
女優さんやしこんなシーン省いた方が良くね?!と思ってしまうほどのシーンがちらほら。
女優魂感じます。
映画、面白いわぁ。
完全に目覚めてもたーーーー!
(邦画中心やけど)
自分が見たくて見る映画は、身になる気がする。
血となり肉となるー。
うわーい!
見たい映画を上映期間内に見れるのって幸せ!!
ちなみにこれからは、
「川の底からこんにちわ」とか「告白」「トイレット」が見たいです。
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