年の締めくくりに、わたしが吐いた心無い一言で、父を不快にしてしまった。
年を重ねた日も、わたしのいい加減な振る舞いを呆れられた。
父とわたし、きっと、根っこの部分がお互い真面目すぎるのだと思う。
2人とも、ちゃんと出来ない自分が嫌なのだ。
肝心な部分を触れたがらない。
というか、触れる余裕がお互いに無い。
自分のことで、手一杯。
寂しいけれども。
心のどこかで、わたしのこの性格は親が無意識のうちに形成したものだ、と決めつけ恨めしく思っていた。
でも、例えそうだとしても、そこで終わってていいのかしら、とふと気づいた。
ここでわたしが行動しなきゃ、いつまでも繰り返すんじゃないかと。
中学のとき、性格がすごく良い、太陽みたいな子が友達にいました。
天性の明るさだと思い、ほんとうにすごい、こんな子が居るのかと驚きました。
親御さんがすごく大切に育ててきはったんだろうなと、友達を見ていて感じました。
そんなご両親でいいなあ、とわたしは思ったのでした。
そんなご両親に育てられてたら、わたしももっと素直な子に育っていたんじゃないかと。
でも、その子を育てられたご両親も、もしかしたら、遠い昔に葛藤みたいなものを抱かれて、自分を変えようと努力されたのかもしれない。
その結果が、太陽みたいなあの子だったのかもしれない。
思春期真っ直中のわたしは、いつも太陽に救われたんだ。
考えすぎかもしれないけれど…そのことに気づいてから、周りのせいにしないよう生きなきゃと思いました。
過去は過去でしかないからなあ。
未来を変えていかなくちゃ。

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