心は、生まれ変われない。
衣服の様に、水洗いも、シミ抜きも出来ない。
余計なものがこびり付いてしまったとしても、わたしは『わたしの心』のまま生きる事になる。
でも、言いかえると、そのシミ・こびりついた汚れの積み重ねこそがわたし。
汚れるのが嫌だと言って、心を閉ざしたくもなる。
でも、何があっても『わたし』でしか居られないなら、感じることだけは、止めちゃ駄目。
今ここでの、わたしでしか感じられない事がある。
目を開いて耳を澄まして。
怖がらない。
心の不感症には、ならない。
体も心も生きていてこそ輝き、また輝かされる。
そして、人をも照らし出す。
感じまくればいいじゃない。
ああこの気持ちは醜い、と思っても、とりあえず。
とりあえずね。
この気持ちを、いつか良い何かに変えよう、と目論みながらそう思うわ。
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